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2014.09.05

タイプ別でわかる調査官の対処法-2-

≪タイプ別でわかる調査官の対処法-2-≫

今回は、少し手強いタイプの調査官です。

【地道タイプ】
黙々と帳簿類をチェックして、余計な話もあまりぜす
コツコツと地道に業務にあたる調査官です。

このタイプは、調査をソツなくこなすタイプか、
全く仕事ができないか両極端に分かれます。

しかも一見しただけでは、どちらかが判別しづらいので注意が必要です。

まずは世間話をしながら、対応の仕方でどちらかを見分けるのが有効でしょう。

世間話をされれば上手に応じ、かつ適当なところで話を切り上げ
また作業に戻るような切り替えが上手い人は、仕事もできるタイプです。

逆に人づきあいが下手で、世間話にもロクに対応できず無口なタイプは、
業務もあまり上手くないタイプの方です。

どちらのタイプも無理に追徴課税を迫る調査官ではないので安心できます。

【激情型タイプ】
最近はあまり見かけなくなりましたが、
すぐに机を叩いたり、大きな声を出して感情を激変させるタイプです。

この手の方は、調査も上手くはないですが、
納税者からするとタチが悪いと言えます。

証拠を掴み、理論で説明できないために恫喝してきます。

このタイプの調査官にあたってしまった場合は
まずその脅しに屈してはいけません。

彼らの恫喝は単なる芝居に過ぎません。

たとえ、調査官と言えども脱税していたことに本気で怒ることはありません。
あくまで脱税をしていることを調べることが仕事であって
叱りつけ指導することが本来の仕事ではないのです。

むしろ脱税を発見することは調査官の喜びであり、怒りではありません。

この恫喝があまりに酷い場合は、税務署に抗議をするのもひとつの手です。
税務署への抗議は、統括官以上の役職に直接言うことをお勧めします。

間違っても「上司に直接言いますよ」なんて伝えると…
余計にもめてしまうことになりますのでご注意ください。

 

※2009年9月当時の記事であり、
以後の税制改正等の内容は反映されませんので
ご注意ください。

また、ブログの内容等に関する質問は、
一切受け付けておりませんのでご留意ください。

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