書籍には書かれていない実務における悩ましい論点について、毎回ズバスバと恐れず情報開示して下さる姿勢が素晴らしい研究会です。
毎回３時間があっという間に経ってしまいます。事業承継については税務の他、経営面の承継にまでふみ込んだ内容で、顧問先の社長に話す際、活用（パクレる）ポイントが盛り沢山でした。

不動産税務をコンサルティングの視点からどのようにクライアントにお世話するのか！
税務だけの視点で行った場合には、受託している直接的な業務の範囲では問題ないが、俯瞰的に気を付けなくてはならないところがいかにあるのかとても勉強になった。
銀行がらみの部分や遺産分割においても、税務だけの視点では解決できないものや、こちらの提案通りにいかず、とん挫する可能性も理解できました。

毎回自分の知識の低さに愕然としてセミナーを聞かせていただいてます。
その後帰ってレジメ見返すように努力をしようとしてるのですが、なかなか大変なので、毎年受講して思い出すように心掛けています。

小規模宅地の判定については以前から適用を規制されたため、理解が難しかったが、本日条文から説明を頂くことで参考書を買いあさって見るよりスムーズに頭に入って理解が深まった。

所内の申告業務のフローをお話しいただいたので体系化ができ、初期対応やお客様向けの資料作成はスタッフで完結できるようになりました。
セミナーを受けて相続税申告業務のスピードが上がったと実感しています。

また、レディングさんでは女性の所長が女性を雇用している点や、税理士ではない宅建士の方が不動産評価をされており、組織作りの面でもとても参考になりました。

事務所で年１回あるかないかという相続申告が増えてきたということもあり、事務所全体のレベルアップのため、事務所のスタッフにも受講を勧め、今年は一緒に受講しました。
これまで無償や定額でやってしまっていましたが、事務所の継続のためにはマネタイズという観点が必要ということを、木下先生に何度もお話しいただいたことを本当に感謝しています。

普段は法人・個人の顧問をしていますが、決算の時に会計税務のアドバイスだけではなく、資産税の観点から課題が見えるようになり、それに対するアドバイスも実際にできるようになりました。
研究会を受講してからは、顧問先の社長に対して、生前贈与の対策を事務所の正式なサービスとして実施しています。
法人の決算書の見方も、今までとはちょっと違う観点で見れるようになったのが一番印象的でした。