５０代・６０代から事務所の継続・承継を考える所長が増えています。
少し前までは、生涯現役を貫き、廃業まで走り切る税理士事務所も多かったように思いますが、最近では状況が変わってきています。

弊社に税理士事務所の合併・承継に関する相談をいただく所長のうち、６０歳以下の方がなんと８４．６％（２０２４年８月時点）を占めており、中には４０代でご相談いただく所長もいます。

これは、「M&A」という言葉やその概念が税理士業界に浸透し、顧問先だけでなく、自身の事業継続・承継の問題を解決する手段として捉える所長が増えてきた結果といえるでしょう。

一方、事業会社のM&Aと比較して、規模が小さい税理士事務所のM&Aには、大手仲介会社などが積極的に取り組まない（取り組めない）という現実もあります。その結果、事業会社のM&Aに関する情報はインターネット上で容易に収集できますが、「税理士事務所の譲渡案件情報」や「実際の合併・承継の手続き」に関しては、知り合いの税理士から聞く程度しか情報が得られないのが現状ではないでしょうか。

この情報不足に、多くの所長が不安を抱え、悩んでいます。

本セミナーでは、「自事務所を１０年後も事業継続させる方法」・「所長の幸福度を高める方法」として、M&Aの実態を税理士事務所同士の合併事例を用いて具体的に解説いたします！

解説を行うのは、現在も全国３０以上の会計事務所・税理士法人から相談を受け、合併・承継の支援を行っている弊社取締役の大竹 邦明です。

本セミナーをご受講いただくことで、これまで多くの所長が誤解していた「M&A＝引退しなければならない」という固定観念が消え、自事務所の５～１０年後の未来に漠然とした不安を抱えるのではなく、具体的な解決策を得ることができます。

また、時折耳にする「職員や顧問先の離脱」といった税理士事務所のM&Aにおける失敗がなぜ起こるのかについても触れますので、将来の失敗を避けるための情報収集としても、ぜひご受講ください！