所得税確定申告の内容も年々グローバル化の影響を受けており、「居住者 ・ 非居住者の判定が必要な顧問先（個人）なんかいないよ・・・」という税理士・会計事務所であっても、

●外資系サラリーマンが外国親会社から受取るＳＯ／ＲＳＵの課税関係・申告方法
●日本の会社を辞めて帰国後に受け取った退職金
●外国株式等の配当／収益分配金／株式譲渡益など

など、もはや当たり前のように国際税務に絡む税務判断が必要になっており、特に個人に関する国際税務の知識・経験・知見は、Ｂｉｇ４や国際税務に特化した税理士法人のみの領域ではなくなっています。

一方で、国税当局の傾向としても、個人の国際課税に力を入れており、税務判断にはさらなる注意が必要になっているのもまた事実です。

本セミナーでは個人の国際税務に絡む課税関係・税務判断のみならず、

●「円換算」と「為替差損益」
●所得税確定申告書の書き方

までを徹底解説するものです。大手税理士法人が取扱うような特殊な事例を取り上げず、実務でよく出てくるであろうテーマを選出しております。

※外国の株式・債券・投資信託など金融所得税制に関しては、１２月に同講師による別途セミナーを開催予定としておりますので、この論点に関して本セミナーでは最低限の取扱いとさせていただきます。本セミナーで取扱うトピックについては下記をご覧ください。

本セミナーの講師は、東京国税局出身のＯＢ税理士であり、国際税務の経験が豊富で、わかりやすく明確な解説が評判の阿部行輝税理士。

阿部税理士が執筆された著書の評価は高く、今回は講師の書籍「個人の国際税務Q&A183」（中央経済社）より、申告期に役立つ事例を厳選して解説いただきますが、本セミナーではさらに書籍には載っていない生の事例も取り上げますので必聴の内容です。
ぜひご受講ください！