税務調査についても「法律の網の目」がかけられることになりました。
平成23年国税通則法改正により、税務調査の手続が法定化されたからです。
国税当局は今後の税務調査を「法律」に即したかたちで慎重に行ってくると考えられます。 その意味で国税当局の職員はこれから大変な労力が課せられるでしょう。
しかし、それは税理士の先生方にとっても、実は同じなのです。
なぜならば、税務調査で納税者を防御する税理士の先生方が, 国税当局の職員と同じように法律に強くならなければ、一方(課税をする側)ばかりが法律に強くなり、わたしたち納税者を守る側(税理士の先生方)は「法律にうとい」という二極化が進んでしまい「武器対等」でなくなってしまうからです。
本セミナーでは、新刊『法律に強い税理士になる』(大蔵財務協会)に記した考え方を,わかりやすくお伝えします。
2時間という短い時間ですので、コンセプトは「発想(考え方)」のヒントを持ち帰っていただくことです。お気軽にご参加くださいませ。