税理士の本業は「税務」なのでしょうが、
お金・数字を見ている仕事である限り、
顧問先の資金繰りも合わせて考えてあげなければならない職業でもあります。
「銀行借入れをするので、試算表を早く出して」
「追加の融資を申し込みたいから事業計画を一緒に作って」
「銀行に一緒に行って、数字の説明をして欲しい」
顧問先からこうお願いされたことがあるのは、1回や2回ではないはずです。
一方で、昨今のスタートアップ・ベンチャー企業と呼ばれる中には、
「借入」ではなく、主に「資本」で資金調達をし、
将来的にスケールさせることで事業を組み立てている会社が多く存在します。
会計業界でも、freeeやマネーフォワードは設立数年の会社でありながら、
数十億単位の資金調達をし、会計ソフト業界に旋風を巻き起こしているのは周知のとおりです。
いまの若い人たちは「起業をする=エクイティファイナンス」が
当たり前という感覚です。
税理士目線での感覚では、
過去の会計データを早く締める ⇒ 銀行等から借入をする
なのでしょうが、今後、
未来・将来の計画を作る ⇒ 投資家から資本を募る
という大きな流れには逆らえなくなります。
実際、2016年はVC(ベンチャーキャピタル)ファンドの組成規模が過去最高規模となり、
ベンチャー投資金額・件数ともに右肩上がりに増えてきているとの調査もあります。
こうなってくると、事業計画を作る・作れるということ以上に大事なのは、
ファイナンスの知識であり、経験になってきます。
適正なバリュエーションの算出から、資本政策を考えること、
種類株を駆使した資金調達まで・・・
本セミナーでは、過去多数のスタートアップの資本政策の相談に対応し、
その資金調達に貢献してきた柳澤賢仁税理士に登壇いただき、
タイトルの通り、「実務のベンチャーファイナンス」を伝授していただきます。
本セミナーは、ファイナンスの「お勉強」をできる限り排除し、
実務・現実に的を絞って解説するものです。
資金調達=銀行借入という枠組みを大きく超え、
税理士もベンチャーファイナンスの実務に踏み込んでいきましょう。
なお、本セミナーを受講された方には、
クライアントに適切なアドバイスを提供するために講師が独自に研究してきた、
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