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2014.12.01

税務調査で言ってはならないフレーズ

今回のテーマは、『税務調査で言ってはならないフレーズ』です。

税務調査が本格化する時期が来ました。(9月15日配信メルマガ)
盆明けあたりから税理士の皆さんのところにも
税務調査の予約電話が多く入っているのではないでしょうか。

私の方にもすでに、税務調査でトラブルが
起きた相談が来ております。

さて税務調査の対応中、税理士もしくは納税者の方が
言ってはならないことを言ってしまったばかりに、
そこからトラブルが発生するケースが後を絶ちません。

今回のメルマガでは、税務調査で税理士が
言ってはならないフレーズを3つ紹介します。

【 第3位 】:「私は聞いてなかったなもので」

確かに税理士が顧問先から詳細などを全く聞いていない
取引はあることでしょう。特に顧問先の自計化を
進めていると、仕方のないケースではあります。

しかし税理士が「私は聞いてなかったなもので」と
言ってしまうと、調査官は税理士に対して不信感を抱きます。

「この税理士は顧問先の取引を把握していないんだな」
こう思われると調査の深掘りが始まります。

またこのフレーズは顧問先の不信感も招きます。
顧問先は税理士にフィーを払っている限り、
どこまでも自分の味方であって欲しいと願っているもの。

実際には顧問先から事情を聞いてないことについても、
このフレーズは調査官の前で口に出さないことです。

【 第2位 】:「他の会社もやってるじゃないですか!?」

否認の指摘を受けた際に、同業他社も当然にその経理処理を
やっているかのように反論する税理士がいますが、これは禁句です。

このフレーズは調査官にとって
「みんなも赤信号で道を渡っているのだから自分も渡っていいですよね?」という意味合いにしか聞こえません。

この言葉を言ったがために、同じ税理士の同業顧問先を
全部狙った税務調査が行われたケースを知っています。

【 第1位 】:「でも前回の調査で指摘されませんでしたよ」

前回の調査で全く問題にならなかったのに否認指摘を受けなかった…
このフレーズを言いたくなる気持ちはよくわかります。
しかし絶対に言ってはなりません。

法的に言っても、以前の税務調査で否認されなかったからといって、
それが「是認されたものであり、かつ遡及的に否認できない」
というものではないのですから。

このフレーズを言われると、調査官としては
「では遡ってこの部分も修正しましょう」
としか言いようがありません。

税務調査のときに税理士として一義的に大事なのは、
調査官に余計なことを言って、調査が長引いたり
深掘りされたりしないことです。

特に「言ってはならないフレーズ」は覚えておいて欲しいものです。

 

※2010年9月当時の記事であり、
以後の税制改正等の内容は反映されませんので
ご注意ください。

また、ブログの内容等に関する質問は、
一切受け付けておりませんのでご留意ください。

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